女性はほとんどの場合、生理用ナプキンやトイレで血液や細胞組織を見ます。(とても小さな)胚が、血液や組織の中にありますが、通常は見逃してしまうくらいの大きさです。しかし、(とても小さな)胚を見てしまう可能性もあります。妊娠している期間の長さによっては細胞組織に囲まれた妊娠嚢が見えてしまうかもしれません。例えば、妊娠第5週から第6週ぐらいでしたら、妊娠嚢は目には見えないことでしょう。妊娠第6週から第7週では、胚の大きさは約1 / 4インチ、1/ 2インチぐらいの大きさから13ミリメートルぐらいの大きさで、妊娠第9週では、胚の大きさは1インチミリメートルぐらいの大きさです。胚は、血液や別の妊娠細胞組織と一緒に流れてくるので、経口妊娠中絶薬RU486による中絶で排出される胚ははっきりと目には見えないことが多いです。
受胎生成物(胎盤、胚、血液)すべてをトイレに流してしまうか、生理用ナプキンに包んでプラスチックの袋に入れて捨ててしまうのが一番です。
スコットランドの医師たちが、自宅で経口妊娠中絶薬RU486による中絶を行った女性の調査を行いました。研究者の一人、アバディーン大学のジリアン・ペニー博士は、「私は女性たちの自宅での中絶に対する受容度の高さに驚いた」と語っています。自宅で薬による中絶を行うということは女性にとって恐ろしいことで、人工妊娠中絶を行う過程において女性を支え安心させてくれる必要なスタッフと一緒にいたいのではないかと思っていました。しかし、薬による中絶を実際に経験した女性たちは、自宅において自分で対処できると感じていました。多くの女性たちが、一緒にいてくれる人を自分で選ぶことができ、そして自宅のお手洗いを用いることができるほうが良いと感じていました。
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