中絶後、自分の決断を受け入れるのを助けてくれる具体的なことがいくつかあります。次に記載されていることは、自分の気持ちを受け入れて対処し、悲しい気持ちをなくし、中絶の経験を「終わりを告げる」手助けとなるでしょう。
悲しみや嘆きを表すことは、悲しみや嘆きを軽減するのに役立ちます。ずっと今感じているのと同じように感じ続けることはないでしょう。
自分に厳しくしすぎないでください。自分に前向きに話しかけてください。自分はいい人である。自分は道徳的な人間である、と。
自分に勇気があることを思い出してください。とても困難な決断をしたのです。
なぜ自分が中絶するという決定をしたのかを思い出してください。
置かれた状況において最善の決断をしたということを忘れないでください。
いつか計画的な妊娠をしたいと願っているとしたら、それは今の自分の状況とはどのように違うものであるかを自分に尋ねてみてください。
他の人が読まない日記帳や特別なノートに自分の気持ちを書いてみてください。
自分にできることで、自分に良い気持ちを感じさせてくれることについて考えてください。それらを書き留めて、毎日そのうちのいくつかをやってみてください。
将来のことを考えてみてください。将来できればと楽しみにしていることのリストを作ります。
妊娠との関係に「終わり」を告げるための別れの手紙を書き、その手紙を安全な場所に保管するか、燃やすことを考えてみてください。
ストレスに対処するためにリラックスできるエクササイズをしてみてください。
このウェブサイトにある「私は中絶をしました」というページにあるほかの女性の経験を読んでみてください。それで安心感が得られ、自分の感情が明確になるかもしれません。
中絶に関する感情や経験は人によって異なります。心理学研究は、自分が選択して行った中絶が原因で長期間苦しむことはないことを示しています。これらの研究は、女性たちが自分に影響を与えるネガティブな感情を克服することができることを示しています。いくつかの研究では、中絶後に起こる後悔の念はまれであることを示しています。実際、中絶の後、最も一般的な反応は安堵感です。一時的に罪悪感、悲しみ、あるいは喪失感を覚えることはありますが、これらの感情に対処するためにで定期的なカウンセリングが欠かせない、あるいは有益であることを示す証拠はありません。ほとんどの女性が妊娠中絶後にカウンセリングを必要としていないことをエビデンスが示唆しています。
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